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ドイツでは、重炭酸イオンが溶け込んだ自然炭酸泉は健康効果の高い泉質として知られ、心臓に負担がかからないことから「心臓の湯」とも称され、古くから医師が医療行為として炭酸泉を用いて温浴療法を行ってきました。
日本では、重炭酸イオン濃度、湧出量、温度から世界屈指の炭酸泉と称されている大分県竹田市「長湯温泉」。
人間の血管やドイツの自然炭酸泉と同じ中性pHの重炭酸泉。
温浴効果が高く、多くの研究者によってその効能が証明されています。
昭和8年ドイツのカルルスバードで温泉治療学を学んだ九州大学の松尾武幸教授が長湯温泉の泉質に着目。その素晴らしい泉質を讃え歌を残しています。
「飲んで効き 長湯して利く 長湯のお湯は心臓胃腸に血の薬」
アメリカ人薬理学者であるルイ・イグナロ博士は、血管内細胞にて「NO(一酸化窒素)」が産生され、このNOが血流を改善し、体温を上げる効果を持っていることを明らかにし、その高い健康効果を証明した功績により、ノーベル生理学・医学賞を受賞しました。
よく見られているご質問
- 入浴剤のホットタブはどのように使うのですか?
- 一般家庭用のお風呂で、約160リットルのお湯を溜めた後、ホットタブを3錠入れてください。足湯・洗顔なら大きめの洗面器に1錠を溶かして使います。
- 冷え性はよくなりますか?
- 重炭酸温浴は血管を開きやすくして体温を上げ、代謝を上げることで、末梢の冷えや内臓の冷えを解消することが報告されています。
※治療効果の有無、程度は人により異なります。詳しくは医師にご相談ください。 - 睡眠の質はよくなりますか?
- 寝付きが悪かったり睡眠が浅かったりする大きな原因の一つに冷えがあり、自律神経の偏りがあるといわれています。重炭酸温浴の継続が体温を上げて冷えを解消すること、自律神経の活動度を上げること、結果として睡眠の質を上げることが報告されています。
理想的には就寝3~4時間前の入浴がおすすめですが、最低でも就寝1時間前には入浴を終えるようにしましょう。
※治療効果の有無、程度は人により異なります。詳しくは医師にご相談ください。